はじめに
Introduction日本助産師会では、日本財団の助成を受け、子どものための包括的性教育実践助産師育成事業を2022年度事業として実施します。
現在、学童期・思春期には、様々な性(いのち)に関する健康問題、課題が生じています。
これらの問題・課題を解決するためには、子どもたちへの適切な健康教育が求められます。
日本助産師会では、助産師が地域において包括的性教育の実践者として、その役割を担えるよう研修会を開催します。多くの助産師の皆様のご参加をお待ちしております。

セミナーの開催にあたり
公益社団法人日本助産師会では日本財団の助成を受け
「子どものための包括的性教育」に関する教育機関向けセミナーを開催
子どもたちは、インターネットやメディア、SNS 通して、性(生)に関する多様な情報に晒されており、様々な問題が生じています。
子どもたちが、正しい知識やスキルを身につけるための教育が求められています。
「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」※を翻訳された浅井春夫氏(立教大学名誉教授)にご講演をいただきます。
※ユネスコ、国連合同エイズ計画、国連人口基金、世界保健機関、国連女性機関が協同して、
セクシュアリティ教育に関わる世界の国々の専門家の研究と実践を踏まえ発表しました。
2009年に初版、2018 年に改定されて国際的な性教育の指針となっています。
東京都立大学 健康福祉学部教授
安達 久美子

- 浅井 春夫〈立教大学名誉教授〉
- 1951年8月 京都府南丹市生まれ
“人間と性” 教育研究協議会代表幹事、日本民間教育研究団体連絡会世話人、
著書『ジェンダー平等と包括的性教育』(新日本出版社、2022 年近刊)他多数
専門分野:児童福祉論、セクソロジ-(人性学)。
性教育、戦争孤児の戦後史研究、社会福祉政策論、児童福祉実践論、子ども虐待、子どもの貧困などが研究課題。
- 70校限定参加者特典無料出張
- 日本助産師会より45分の包括的性教育の出張授業を行う助産師を派遣します。
研修概要
Overview- 対象
- 助産師免許を有し、これまで性教育の経験がない、または、経験が少ない方、
今後、新たに地域において包括的性教育を実践したいと考えている方
研修期間 | 2022年8月下旬~2023年2月(予定) |
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研修時間 | 20時間(予定) |
研修方法 | オンデマンド配信による動画視聴およびWEBでのオンラインLIVE研修(模擬授業の実施) ★「模擬授業」は受講者さま同士でスライドの画面共有を行っていただきます。 ★ 参加時には画面共有できるパソコンまたはそれに準ずるタブレット端末が必要です。 ※全ての研修を修了した方には、修了証を発行します。 |
参加費 | 6千円(申し込み後、途中で研修の参加を取りやめた場合にも返金はできません) ※本研修会は、日本財団からの助成金および、参加費によって運営されます。 |
参考図書 | 国際セクシュアリティ教育ガイダンス: https://www.akashi.co.jp/book/b525618.html 助産師による思春期の健康教育: https://www.midwifepc.co.jp/c/shoseki/S-0038 |
募集人数 | 500名(予定)、定員に達し次第、申し込みを締め切ります。 研修開始後も定員に達していなければ、参加を受け付けます。 |
参加申し込み | 日本助産師会会員:2022年7月25日より 非会員:2022年8月25日より |
- 募集定員に達しましたので、参加申込の受付を終了しました。
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多数のお申込みをいただきありがとうございました。
- 研修受講のみなさまへ
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講義動画は1月10日に配信を終了しました。
No.19と20の模擬授業はオンラインLIVE研修です。
No.1~18を修了した受講者のかたは、研修マイページの参加日程をご確認ください。
お知らせ
Information-
- 2023.02.02
- ★至急のお知らせです…Zoomの画面共有を事前テストする方へ【模擬授業に関するお知らせ】
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- 2023.01.18
- 模擬授業参加者の資料を更新しました。
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- 2023.01.11
- 2023年1月10日に講義動画の配信を終了しました。
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- 2022.12.26
- 【No.18 実践編 月経教育/男子の性教育】の配信を開始しました
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- 2022.12.23
- 【子どものための包括的性教育実践助産師育成事業 助産師による出前授業】 ご協力のお願い